プレスリリース
IDYグランド・フィナーレ2023が成功裏に終了した後、Patanjali Japan Foundationは東京の築地本願寺で開催された在日インド大使館主催の大祝賀会にも参加できたことを誇りに思います。「世界中にヨーガを広め、そのメリットを知ってもらう」という私たちの使命が、インド大使館のような尊敬される組織に認められたことは光栄でした。
さらに、75回以上実施してきた様々な種類のヨーガのクラスの最終日を迎え、私たちの旅を皆さんと共有することは最高の喜びです。
年国際ヨーガの日の旅はどのようにして実現したのか
「食事や入浴、睡眠と同じように、ヨーガを日常生活の一部として取り入れてもらう」という使命のもと、私たちの組織は、昨年と同様に75回のヨーガ・セッションを行なうことにしました。しかし、昨年と全く同じではなく、国際ヨーガの日をこれまで以上に盛大にお祝いするプログラムにしたいと考えました。
さらに、古代のヨーガの知識を保存し、参加者と講師の両者がこのような叡智と実践に触れる機会を増やしたいという思いもありました。これを実現するために、4月3日から6月21日までの約3ヶ月にわたる旅の間、私たちはヨーガに造詣の深いゲスト講師の皆さまをお招きしました。
2023年国際ヨーガの日の計画と実施
まず、75日間のヨーガ・クラスを平日と週末に分けることにしました。平日は実践で週末はレクチャーです。そして、参加者が普段感じている悩みを解決するためのレッスン・スケジュールを綿密に作成しました。
すべてのヨーガ・クラスは、心と体の健康を促進するために、アーサナ、呼吸法、瞑想を講師の指導のもとで行いました。参加者はヨーガの変革力に没頭して、若返りの体験を楽しみました。
IDY開会式
この旅の始まりとして、私たちは2023年4月8日に東京、江東区の森下文化センターで盛大な開会式を行いました。この式典では、今回のイベントにおける各セッションの実施予定について詳しい説明がありました。また、ゲスト・スピーカーとPJFのクラスに参加したヨギの皆さまからのスピーチもありました。最後はダナシュリー先生による美しいマントラの詠唱で穏やかに閉幕となりました。
アレルギーのためのヨーガ (花粉症)
75日間の旅は、アレルギーの季節の最中に始まったため、最初の1週間を「花粉症」のストレス軽減をテーマにしました。毎日のセッションでは、特定のポーズ、呼吸法、瞑想を行い、免疫システムを強化しながらアレルギー症状を緩和するプログラムにしました。ヨーガは、穏やかな動き、深い呼吸、リラクゼーションによって、炎症を緩和し呼吸機能を高め、この季節にストレスの原因となる症状を軽減するために必要な身体全体の健康を促進します。定期的にヨーガを行うと、アレルゲンに対する身体能力が強化され、人体と外部ストレス要因との間の調和感覚がよりよく維持されるようになります。
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女性の健康のためのヨーガ
第1週のセッションの次は、最も要望の多かったテーマの1つである「女性の健康のためのヨーガ」を取り上げました。このテーマは、女性が置かれているストレスを引き起こす多くの環境と、今日の社会でこの事実を認識するための努力がほとんど行われていないという状況を考えると、私たちは組織としてこのテーマを取り上げるべきだと考えました。
ヨーガは柔軟性を高め、筋肉を強化し、総合的な体力を高めるのに役立つため、女性にとって多くのメリットがあります。そして最も重要なことは、ホルモンのバランスを整え、月経時の不快感を軽減することです。これは長期的には更年期障害の症状を軽減につながります。さらに、ヨーガは精神面と感情面においてな総合的な幸福感を育み、女性の総合的な健康のためのセルフケアをとエンパワーメントを促進します。
夫の健康のためのヨーガ
第2週のテーマに関連して、第3週は「夫の健康のためのヨーガ」を取り上げました。このヨーガについても、広く認められ普及させる必要があると私たちは考えています。このセッションは、主に睡眠の質の向上と精神面の健康促進に重点を置きました。精神面の健康は、男性らしさという観点からは、残念ながらタブー視されることがよくあります。そのような考え方に抗い、そういった風潮が無くなることを目指して、私たちは夫に最適な健康と幸福をサポートするヨーガの実践を提供し続けたいと考えています。
企業向けのヨーガ
第3週を終えて、「企業のライフスタイルのためのヨーガ」を検討しました。ヨーガはストレス、不安、極度の疲労を軽減し、精神的な幸福と生産性の向上に役立つため、企業のライフスタイルに不可欠です。このセッションでは、ほとんど座って仕事をするオフィスワークの特性を考慮して、特に姿勢と柔軟性に重点を置きました。また、身体的な側面だけではなく、ヨーガの実践に伴うシンプルな呼吸法も紹介しました。これは、職場での集中力を高め、注意力向上に役立ちます。
高齢者のためのヨーガ
第5週では、最も要望が多く、重要なテーマをもう1つを取り上げました。「高齢者のためのヨーガ」です。このセッションでは、転倒や怪我のリスクを防ぐ重要な要素である、柔軟性と関節の可動性を高めるヨーガのメリットについて説明しました。
ヨーガはすぐにリラックスできるというメリットがありますが、私たちは強さとスタミナを向上させる方法としてもヨーガを実施してもらえるよう努めています。これは、高齢者のアクティブなライフスタイルを目指すこの週のセッションで取り上げるべき特に重要な側面でした
キッズ&学生/アスリート向けのヨーガ
すべての年齢層をカバーすることを念頭に置いて、第6週では子供たちと学生/アスリート向けのヨーガを取り上げました。子供たちにヨーガを教えると、集中力が高まり、気分が爽快になります。さらに、学業成績や運動能力の向上など、数多くのメリットがあります。また、体力、柔軟性、調整力が高まり、怪我の予防やスポーツ全体のパフォーマンスの向上にも役立ちます。さらに、ヨーガはストレス管理や精神的な立ち直りをサポートし、自信が持てるようになり、学業にもよい影響を与えます。
ストレス、不安、うつ病のためのヨーガ
特定の年齢層や性別に重点を置いた前週に続き、この週は「ストレス、不安、うつ病のためのヨーガ」という心の問題に注目しました。ヨーガは、リラックス効果があり、自分自身と自分の周囲のどちらにも気を配れるようになり、体のストレス反応を身体的に軽減するため、うつ病の原因の管理と予防に効果的です。呼吸法はセロトニンやGABAなどの気分を安定させる神経伝達物質の生成を高め、それによって精神面での健康が増進されます。このセッションでは、そのメカニズムについて科学的側面からアプローチしました。さらに、ヨーガの実践がどのようにして気持ちを楽にするための支援コミュニティを作るのか、また、どのようにして自信を持たせるようにするのか、という点についても言及しました。これらはどちらも、最終的にはうつ病のリスク軽減につながります。
体の痛みのためのヨーガ
第8週では、携帯電話やラップトップが長時間使用される今日の社会において、特によく見られる、腰痛、頭痛、肩こりなどの体の痛みを緩和し予防する方法としてのヨーガの活用に注目しました。ヨーガは体のアライメントを調整し、関節への負担を減らし、最終的に長引く不快感を軽減するため、この種の痛みの緩和に効果があります。私たちは、筋肉を伸ばして緩めることにより、血液循環を促進し、緊張を緩めるポーズに注目しました。また、前週で説明したメンタル・アウェアネスにおけるヨーガの実践のメリットを考えると、体の痛みの根本的な原因が改善され、長期的な予防を維持することができます。
コモン・ヨーガ・プロトコール
IDYの最終週、私たちは皆さんのヨーガ体験を明確にしたいと考え、「コモン・ヨーガ・プロトコール」で旅を終えることにしました。コモン・ヨーガ・プロトコールは、ヨーガのアーサナ(ポーズ)、プラナヤマ (呼吸法)、瞑想、リラクゼーションのテクニックで構成されています。また、正しい姿勢、効果的な呼吸、マインドフルネスの習慣を維持することの重要性を強調しています。
週末のレクチャーとワークショップ
Patanjali Japan Foundationは、ヨギの皆さんがヨーガについてより深く理解するために、次のような充実した内容のセッションを毎週末に実施しました。
[レクチャー] IDYとAYUSH省の活動について
[レクチャー] AYUSH省ヨーガ認定委員会ヨーガ・プロトコール・インストラクターの勉強法
[ワークショップ] チャクラ・ヨーガ
[ワークショップ] 姿勢をよくしてよりよい生活を
[IS] プラナヤマ:生理学的な価値
[レクチャー] ヨーガ哲学入門と質疑応答
[レクチャー] ヨーガと教育〜なぜ、何のために?
[ワークショップ] ツボ
[レクチャー] 穏やかなヨーガ
[レクチャー] 平和を願うヨーガ
[ワークショップ] ヨーガの練習におけるウォーミングアップとクールダウンの重要性
[ワークショップ] カラリッパヤット
[IS] プラナヤマ:心理的および精神的な価値
[レクチャー] プラノプチャー
[ワークショップ] ヨーガのスークスマ・ヴィヤヤーマ
[ワークショップ] 陰ヨーガ
[ワークショップ] ヨーガのスークスマ・ヴィヤヤーマ
[ワークショップ] ヨーガ・スートラ
[ワークショップ] インド式ヨーガと坐禅
IDYグランド・フィナーレ、2023年6月18日
もう1つの重要なお知らせとして、IDYグランド・フィナーレという特別な機会に、PJFの新しいロゴを発表しました。国際ヨーガの日グランド・フィナーレは、すべてのチームメンバー、ヨーガ講師、主催者、共催者、ボランティアの皆さまのおかげで、感動的に盛り上がりました。 もっと探索する
詳細はこちら (2番目のブログへのリンクはこちら)
改めて、私たちは4月3日から6月21日までの合計75日間、2023年国際ヨーガの日を無事にお祝いすることができました。 Yoga Mahotsav – IIは、「一般社団法Patanjali Japan Foundation」が主催し、「一般社団法人 Buzz Cre」の吉田代表理事、「合同会社 HANA」および INTAG が「在日インド大使館」と協力して共催しました。
このイベントを成功させるために、貴重な貢献と揺るぎない支援をしてくださった主催者、共催者、サポーターの皆様に心から感謝の意を表したいと思います。また、すべての参加者が絶え間なく楽しい体験ができるように協力してくださった皆様のご尽力にも深く感謝いたします。皆さまの熱心な取り組みが、人々の幸福と組織の未来のどちらにも、大きな変化をもたらしたと私たちは信じています。
ありがとう
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