Special Workshop#27 Ahar|穀物と栄養学
- Raveena
- 17 時間前
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Ahar|穀物と栄養学 ― 大地とつながる食の知恵を学ぶ
2026年7月12日(日)の特別ワークショップのテーマは「Ahar | 穀物と栄養学」でした。

私たちは毎日当たり前のようにお米やパンを食べていますが、その一粒一粒には、長い歴史や文化、そして人々の暮らしの知恵が詰まっています。今回のワークショップでは、世界の食文化や最新の栄養学、そしてヨガ・アーユルヴェーダの視点から、穀物との向き合い方を学びました。
世界を支える「主食」としての穀物
穀物は、世界中の人々にとって重要なエネルギーの源です。
日本では「お米」が食文化の中心ですが、世界に目を向けると、それぞれの地域で異なる穀物が主食として親しまれています。
インド:お米、発酵させた粉料理、ミレット(雑穀)
メキシコ:トウモロコシ(トルティーヤ)
エチオピア:テフ
ヨーロッパ:小麦(パンやパスタ)
地域の気候や風土によって育まれた穀物は、その土地の文化や暮らしそのものを映し出しています。

注目される「未来の食」ミレット
今回のワークショップで特に印象的だったのが、「ミレット(雑穀)」についてのお話でした。
ミレットは栄養価が高く、乾燥や厳しい環境にも強い作物です。気候変動の影響で従来の農作物の生産が難しくなる中、持続可能な食料として世界的に注目されています。食を選ぶことは、自分の健康だけでなく、地球環境や未来の世代への選択にもつながっていることを改めて感じました。

玄米と白米、どちらが良い?
「玄米の方が健康に良い」と言われることが多いですが、今回の学びでは、必ずしもそうとは限らないという視点が紹介されました。
玄米
食物繊維やビタミンB群、ミネラルが豊富
しっかり浸水し、よく噛むことが大切
消化力が弱いと負担になることもある
白米
栄養価は玄米より少ない部分もある
消化しやすく、身体への負担が少ない
大切なのは「どちらが優れているか」ではなく、今の自分の身体の状態や消化力に合わせて選ぶこと。アーユルヴェーダらしい、とても実践的な考え方でした。
栄養学の変化 ― 量から質へ
近年の栄養学では、カロリーや栄養素の量だけではなく、「何を食べるか」という食の質が重視されるようになっています。
加工食品や過剰な糖分を減らし、できるだけ自然に近い食材を選ぶこと。
また、ハーバード大学が提唱する「Healthy Plate」では、
1/2:野菜・果物
1/4:穀物
1/4:タンパク質
というバランスが推奨されています。
昔から日本にある「一汁三菜」の考え方にも通じるものがあり、伝統的な知恵と現代栄養学がつながっていることを感じました。

ヨガとアーユルヴェーダが教える「腹八分目」
今回のワークショップで紹介された、ヨガ・アーユルヴェーダにおける消化のための教えも印象的でした。
胃の4分割ルール
1/2:固形の食べ物
1/4:水分
1/4:空間
胃の中に余白を残すことで、消化の働きがスムーズになり、身体の活力にもつながると考えられています。
これは、日本の「腹八分目」という言葉にも通じる考え方です。
食べ過ぎないことは、単なる我慢ではなく、自分の身体を大切にするための智慧なのかもしれません。

何を食べるかだけでなく、どう食べるか
ワークショップの最後には、日々の食事で大切にしたい習慣についても学びました。
よく噛んで食べる
旬のもの、地元のものをいただく
自分の身体の声に耳を傾ける
食べ物への感謝を持つ
できるだけ新鮮な食事をいただく
食事は単なる栄養補給ではなく、自然や人とのつながりを感じ、自分自身を整えるための大切な時間です。
おわりに
栄養学にはさまざまな情報がありますが、最も大切なのは「自分の身体をよく観察すること」。何が流行しているか、何が正しいと言われているかだけにとらわれず、季節や体調に合わせて食を選び、感謝を持っていただくこと。
アーユルヴェーダが教えてくれるのは、食べることを通して、自分自身と自然とのつながりを取り戻すことなのかもしれません。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のワークショップもどうぞお楽しみに✨
ワークショップ動画
ナレッジバンク(アディヨギ会員限定)
今回のワークショップで使用した資料はこちらからご覧いただけます↓ https://drive.google.com/file/d/1e3IoDcDPtZw2A6kB4Q6lp53y9qL35k4N/view?usp=drive_link



Very good information about beans!!ちゃんとまとまっている資料で感動しました。